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スマホでレッツ リッスン 自衛隊の号令~聴け!

扶桑社から2025年11月21日(金)、防衛省が編集協力する自衛隊オフィシャルマガジン『MAMOR(マモル)』2026年1月号が発売された。定価は780円(本体709円)。今号の巻頭特集は「スマホでレッツ リッスン 自衛隊の号令~聴け!」である。

号令とは、集団に特定の動作を行わせるための指示のこと。自衛隊にも、さまざまな号令がある。編集部は録音技師を伴って各部隊を訪ね、隊員に号令を発してもらい、それを録音してきた。YouTubeで試聴もできるという。「号令ぇ~、聴けっ!」というわけだ。

MAMOR公式チャンネル:https://youtu.be/_hoi3qCcAms

巻頭特集以外にも、読みどころは多い。MILITARY REPORTのコーナーでは「日本と世界の平和につなぐ国際共同訓練」と題し、自衛隊と諸外国との共同訓練の近況をリポートしている。近年、世界の安全保障環境が不安定化し、もはや1国の平和は当事国だけでは守り切れない状況にある。共同訓練の相手国や地域は年々増加し、内容も戦闘訓練に限らず、補給や医療など多種にわたる。領域も陸・海・空に加え、宇宙・サイバーにまで広がっている。

自衛隊検定試験は19回目

恒例の「自衛隊検定試験2026」も掲載されている。今回で19回目だ。この19年で、わが国の安全保障環境は大きく変わった。同盟国、同志国との連携が一段と求められる世の中になった今、自衛隊に関する知識もアップデートする必要がある。「戦後最悪という安全保障環境の今こそ知っておきたい」というコピーが添えられている。

その他のコーナーも充実している。「防人たちの女神」では倉島颯良がKurihamaで撮影。「志田音々の “ねぇねぇ防衛のこと、もっと教えて!”」では、読者から募った防衛に関する疑問や質問について、志田音々がインタビュアーとなって各界の識者に教えてもらう。今回の質問は「軍事パレードってなぜ行うの??」。防衛省防衛研究所の地域研究部中国研究室で主任研究官を務める杉浦康之が答えている。

新連載「自衛隊のほかほか潤滑油 センニンのセンニンに会いたい!」も始まった。ホットな人間関係に飢えた漫画家のふじいまさこが、熱い先任を訪ねる旅に出る。自衛隊には、現場で任務に就く隊員と、それを指揮する幹部がいる。その間に立って、現場の面倒を見ながら、幹部の補佐役を務めるのが先任という役柄だ。人と人がギスギスせず、円滑に働くための、潤滑油となる仙人のような人である。ふじい先生、1000人の先任に会えるだろうか。今月の先任は航空自衛隊航空幕僚監部から。

隊員食堂のレシピと筋肉トレーニング

「全国自衛隊の隊員食堂」のコーナーでは、日本全国にある自衛隊の基地・駐屯地の隊員食堂で自衛官たちが食べている料理を紹介している。レシピを取り寄せ、読者にも味わってもらおうという企画だ。今月は沖縄県恩納分屯基地の「うちなー空上げ」。ニンニクとショウガを効かせた鶏の唐揚げを、少しとろみをつけた沖縄そば風のだし汁につけて食べる。トッピングで彩りを添えるそうだ。

「あなたも筋肉チャレンジ『自衛官の「キツイッ!」マッスルボディーメーク術』」では、はっきり言ってキツイ・苦しいトレーニングを紹介している。しかし、その分マッスル度が上がると信じてチャレンジだ。

『MAMOR』は「日本の防衛のこと、もっと知りたい!」というキャッチコピーのもと、自衛隊ファンに限らず、老若男女あらゆる世代の方に気軽に国防を学び、楽しんでいただける媒体を目指している。

【今月の表紙‧グラビア撮影の協力・支援部隊】陸上自衛隊 システム通信・サイバー学校
『MAMOR 2026年1月号 vol.227』
定価:780円(本体709円)
発売日:2025年11月21日(金)
※地域によって販売日はことなります。

Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FSD67NLD

MAMOR-WEB:雑誌『MAMOR(マモル)』のWebメディアはこちら↓
https://mamor-web.jp

この記事の著者

男の感性に火をつける、ライフスタイルWEBマガジン「GENTS-ジェンツ-」運営。
40代を中心とした大人世代に向けて、茨城県南エリアの情報を本当に良いと感じたものだけを厳選して紹介しています。