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なんだか最近、本屋の雑誌コーナーを覗くたびに「グラビアって、まだまだ元気だなあ」と思うことが増えた。スマホでなんでも見られる時代に、わざわざ紙の雑誌を手に取る楽しみってのは、やっぱり捨てがたいものがある。で、今回紹介するのが小学館から10月30日に発売されたグラビアムック『PARADE(パレード)』の2025秋号である。
このムック、今年7月に創刊されたばかりで、今回が待望の第2号。「唯一無二のグラビア文化を盛り上げて、ニッポンを明るく元気にしたい」という、ストレートな想いを掲げているのが潔い。変に小難しいことを言わずグラビアはグラビアとして堂々とやっていこうという姿勢が、かえって新鮮だったりする。
表紙を飾るのは桃月なしこ。裏表紙は熊澤風花。そして中面には森脇梨々夏、白濱美兎、斉藤里奈、沢美沙樹、由良ゆらと、総勢7人が登場する豪華版だ。
表紙の桃月なしこは、1995年生まれの愛知県出身。「可愛すぎる現役ナース」として話題になって2017年にデビューしたというから、もうグラビア歴は8年になる。2020年には『魔進戦隊キラメイジャー』でヨドンナ役を演じたりと女優としても活躍中だ。
今回、彼女にとって初めてのリクエストだったという「けだるげ」という表現。路上で、屋上で、庭で、ベッドやお風呂でと、さまざまなシチュエーションを巻頭20ページ超にわたって展開している。グラビア8年目にして「初めて」のリクエストに挑むというのも面白い話で、そういう意味では彼女にとっても新鮮な挑戦だったのかもしれない。ちなみに、プロフィールには「ポケモンGOとラーメンをこよなく愛する」とあって、なんだかホッとする情報だ。
桃月 なしこ【ももつき・なしこ】
公式X:@nashiko_cos
公式Instagram:@nashiko_cos
続いて登場するのが森脇梨々夏。2002年生まれの兵庫県出身で、『佐久間宣行のNOBROCK TV』で”ピュアすぎる”と話題になった人である。今年1月にはボクシングの井上尚弥の世界戦でラウンドガールを務めて大きな注目を集めたというから、勢いがある。現在は『ダイアン津田のバーディーチャンす~』で2代目アシスタントとしてレギュラー出演中だそうだ。今回はカラフルな水着姿で底抜けに明るく、時にせつない表情を見せているという。

森脇 梨々夏【もりわき・りりか】
公式X:@moririka_0508
公式Instagram:@ririka_0508
白濱美兎は2006年生まれの鳥取県出身。「全鳥取県民の妹」というキャッチコピーがなんともユニークだが2023年に「美少女図鑑AWARD2023」で3冠を獲得したという実力派でもある。今回はサメの浮き具を”彼氏”に見立てて、終わらない夏休みをビーチで満喫するという設定。夕景に白肌を輝かせたというから、なんとも青春の香りがする撮影だったに違いない。しかもこのサメの浮き具、読者プレゼントとして本人サイン入りで提供されるらしい。妙なところで太っ腹である。

白濱 美兎【しらはま・みう】
公式X:@shirahama_miu
公式Instagram:@shirahama_miu
斉藤里奈は2001年生まれの埼玉県出身。「ミスマガジン2022」でミス週刊少年マガジンを受賞し、俳優として映画やドラマにも多数出演しているクールビューティだ。今回は日常感あふれる「お部屋グラビア」を披露。ずっと見つめていたくなる眼差しが魅力だという。ファースト写真集『色彩』も発売中とのこと。

斉藤 里奈【さいとう・りな】
公式X:@rina_pyonpyont
公式Instagram:@rina_pyonpyon
沢美沙樹は2006年生まれの東京都出身で、今年グラビアデビューしたばかりの新星。高校3年生で初めてエントリーした「ミスマガジン2024」でベスト16に選出されている。今回が自身初となる”雨中撮影”で、18歳ラストの輝きを見せてくれたという。特技はY字バランスだそうでこれは撮影でも活かされたのかもしれない。

沢 美沙樹【さわ・みさき】
公式X:@misaki_sawa_
公式Instagram:@misaki_sawasan
由良ゆらは6月17日生まれの千葉県出身で、アイドルグループ「#よーよーよー」のピンク担当。身長151cmと小柄ながら、雑誌や写真集で多方面に活躍している。今回は東京・高円寺の不思議な古家空間で、クセの強い衣装を身に着け、見たことのないような表現に挑戦したという。高円寺のあの雰囲気を活かした撮影というのは、なかなか面白そうだ。

由良 ゆら【ゆら・ゆら】
公式X:@yurayura_yuraa
公式Instagram:@yurayura_yuuura
そして裏表紙を飾るのが熊澤風花。2002年生まれの埼玉県出身で、11歳でアイドル活動を始め、現在所属する「Task have Fun」は結成10年目を迎えるベテランだ。2018年からグラビア活動も開始しているというから、こちらもキャリアは長い。「アイドル史上最高傑作」と評されるだけあって、清廉さと儚さ全開でトリを務めたという。セカンド写真集『小さくて大切なもの』も発売中である。

ちなみに彼女、今回の掲載を記念して11月5日19時からオンラインサイン会を開催するそうだ。生写真やサイン入りチェキ、サイン入り色校、特製オリジナルクリアカードなど、豪華特典も用意されているという。ファンにとっては見逃せないイベントだろう。
■熊澤風花「PARADE掲載記念」オンラインサイン会を開催!
今号の裏表紙を飾った熊澤風花のPARADE掲載記念オンラインサイン会を開催します。生写真やサイン入りチェキ、サイン入り色校、特製オリジナルクリアカードなど、豪華特典も目白押し。ぜひご本人のサイン本をゲットしてください。
開催日時:2025年11月5日(水)19時~
URL:https://muvus.jp/muvus/cmdtyList.php?cat=somJkWuwnKgK
熊澤 風花【くまざわ・ふうか】
公式X:@Task_fuuka
公式Instagram:@fuka_kumazawa
本誌はA4判112ページで、価格は1,760円。巻末には7人分のサイン入りチェキ計35枚の読者プレゼントも用意されている。それから例のサメの浮き具も本人サイン入りでプレゼントというのだから、応募する価値はありそうだ。
電子版は本誌未収録の写真をたっぷり盛り込んで、7人×6ページ=42ページ増を実現。それでいて価格は本誌と同じ1,760円というから、こちらも見逃せない。デジタル写真集「PARADE Digital Photobook」シリーズも絶好調だそうで、既刊6タイトルがいずれも大ヒット。今号からも6タイトルを刊行予定とのことである。
公式Xアカウント(@parade_mook)では、本誌未掲載のアザーカットや撮影時のオフショット、オリジナル動画も投稿されているそうだから、気になる人はフォローしておくといいだろう。紙の雑誌を買って、さらにSNSでおまけを楽しむという、この時代ならではの楽しみ方である。それにしても、グラビア文化を盛り上げてニッポンを明るく元気にしたいという志は素晴らしい。
『PARADE(パレード)2025秋号』
定価:1,760円(税込)
A4判112ページ
ISBN:978-4-09-103240-9
2025年10月30日(木)発売 小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09103240
男の感性に火をつける、ライフスタイルWEBマガジン「GENTS-ジェンツ-」運営。
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