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茨城県が主催するキャンプイベント「IBARAKI CAMP AUTUMN FESTA 2025」が、10月25日(土)・26日(日)の2日間、涸沼自然公園キャンプ場で開催される。今年で5回目を迎えるこのイベント、昨年は2日間で8000人を超える来場者を記録したというから、すっかり秋の恒例行事として定着してきたようだ。
会場となる涸沼自然公園キャンプ場は、茨城県東茨城郡茨城町中石崎にある。涸沼といえば、海水と淡水が混じり合う汽水湖として知られる場所で、ラムサール条約にも登録されている。そんな自然豊かな環境の中で、キャンプとアウトドアを思う存分楽しめるイベントなのである。
今年のコンセプトは「入り口も沼も、ここにある」キャンプ初心者から、いわゆる「沼」った人まで、幅広い層が楽しめる内容になっているという。
実際、このイベントの魅力は、その多様性にある。単なるキャンプイベントではなく、茨城のアウトドア資源や食の魅力を体感できる場として企画されているのだ。
イベントを2日間じっくり楽しみたい人には、県内14か所のキャンプ場が提供するオリジナルキャンプ泊プランがおすすめだ。
大洗キャンプ場では、地曳網漁体験付きのプランを販売している。獲った魚を持ち帰ることもできるというから、子ども連れには嬉しい企画である。tama海terrasseでは、茨城の銘柄豚「常陸の輝き」がセットになったプランを用意。茨城の食材やアクティビティを組み合わせた特別プランで、県内各地の魅力を存分に味わうことができる。
詳しいプラン内容は、イベント特設サイトで確認できる。
日帰りでも十分楽しめるのが、このイベントのいいところだ。茨城のガレージブランドをはじめとするアウトドア商品の販売、ワークショップ、アクティビティなど、100を超える事業者が出店する。
フォレストアドベンチャーやツリークライミングといった体験型のアクティビティもあり、大人も子どもも一日中飽きることがない。他のキャンプイベントではなかなか出会えない茨城ならではのアウトドアの魅力に触れることができるのである。
会場には、人気のグリルエリアも設けられている。ここでは、会場で購入した茨城の食材をその場でバーベキューにして味わうことができる。
地元の新鮮な食材を青空の下で焼いて食べる。これ以上の贅沢があるだろうか。茨城の「食」の魅力を、最も直接的に体感できる場所だ。
ステージでは、キャンプ大好き芸人のじゅんいちダビッドソンによるトークショーをはじめ、綱引き大会や火おこし選手権など、来場者参加型のイベントが予定されている。
毎年大好評だという豪華賞品が当たるスタンプラリーも開催される。会場を巡りながらスタンプを集める楽しみもあるのだ。
気になる参加費用だが、イベント会場への入場は無料。キャンプ宿泊や一部のアクティビティは有料となる。
開催時間は、10月25日(土)が10:00〜16:00、26日(日)が9:00〜15:30。詳細な情報やキャンプ泊プランの予約は、イベント特設サイトで確認できる。
運営は、キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」を運営する株式会社R.projectが担当している。
秋の涸沼でキャンプと茨城を満喫する2日間。今年の秋はこんな過ごし方もいいかもしれない。
IBARAKI CAMP AUTUMN FESTA 2025
男の感性に火をつける、ライフスタイルWEBマガジン「GENTS-ジェンツ-」運営。
40代を中心とした大人世代に向けて、茨城県南エリアの情報を本当に良いと感じたものだけを厳選して紹介しています。