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ガチャガチャで船旅が当たる。そんな夢のような企画が、ついに北海道にやってくる。名古屋鉄道グループの太平洋フェリーが、2026年2月7日と8日に苫小牧市で開催される「第60回とまこまいスケートまつり」に、苫小牧港開発と共同で『船ガチャin苫小牧』を出展する。
名古屋まつりで2日間700枚が完売した、あの伝説の企画だ。1回7,000円でカプセルトイを回せば、どの等級になるかは運次第。最低でも通常運賃11,900円のB寝台、大当たりなら35,200円相当のセミスイートルームが手に入る。つまり、どれが出てもお得という仕組みである。
2024年に「船ガチャ 名古屋 THE FINAL」としていったん幕を閉じたこの企画。しかし終了後も「またやってほしい」「名古屋以外でも開催してほしい」という声が殺到し、今回の北海道初開催が実現した。
販売区間は苫小牧から仙台への片道限定。等級は全5種類で、B寝台、S寝台またはエコノミーシングル、1等インサイドまたは1等クロスツイン、特等室、そして最上級のセミスイートがランダムで封入されている。
B寝台でも通常運賃の約40%オフ、セミスイートなら約80%オフという計算になる。要は外れなしのくじ引きというわけだ。ただし販売数は各日限定100個で、購入は一人1回まで。売り切れ次第終了となる。
支払いは現金またはPayPayに対応。カプセルに入ったあたり券に記載された等級の優待乗船券を受け取る流れだ。有効期限は2026年3月1日から2027年2月28日まで。A期間のみ利用可能で、大人用だが払い戻しなしで小人も使える。
■ 詳細は特設ページをご確認ください
https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/news/000624.html
太平洋フェリーの客室は等級によって雰囲気がまったく違う。セミスイートはフェリー「いしかり」と「きそ」にのみ設置された最上級客室。特等室や1等室も十分に快適だが、セミスイートが引けたら完全にラッキーだ。







エコノミーシングルやS寝台は個室タイプで、一人旅でも周囲を気にせず過ごせる。B寝台はカーテンで仕切られた寝台スペースで、リーズナブルに船旅を楽しみたい人向け。どの等級でも太平洋フェリーの航路は約1,330kmと国内最長距離を誇るので、船上での時間はたっぷりある。
1等インサイドと1等クロスツイン、S寝台とエコノミーシングルは運航する船舶によって客室設備が異なる点には注意が必要だ。また、セミスイートは「いしかり」「きそ」限定の客室なので、当たった場合はその2隻のいずれかに乗船することになる。
この企画が名古屋で支持された理由は明快だ。フェリー旅行は魅力的だが、セミスイートや特等室となると気軽には手が出ない価格帯。それが7,000円の運試しで手に入るかもしれないとなれば、試してみたくなるのが人情だろう。
実際、2024年の名古屋まつりでは2日間で700枚が完売。会場には長蛇の列ができたという。終了後の反響も大きく、再開を求める声が太平洋フェリーに多数寄せられていた。
今回の苫小牧開催は、そうした声に応える形で実現した。北海道からの需要を見込んだ判断でもあるだろう。苫小牧から仙台へのルートは、東北観光や本州への移動に便利。車ごと運べるフェリーの利点を活かせば、旅の幅も広がる。
会場は「とまこまいスケートまつり」が開催される中央公園のPRブース。住所は北海道苫小牧市若草町2丁目3番地。開始時刻は両日とも10時からで、売り切れ次第終了となる。
各日限定100個という数は、名古屋まつりの実績から考えるとかなり少ない。早めに会場へ向かうことをおすすめする。特に初日の2月7日は混雑が予想される。
購入制限は一人1回まで。複数回購入して当たりを引くまで挑戦する、といった戦略は使えない。完全に一発勝負だ。ただし同行者がいれば、それぞれ1回ずつ挑戦できる。
優待乗船券の払い戻しは不可。また、区間は苫小牧発・仙台着の片道のみで、逆方向や名古屋までの区間では使用できない点にも注意が必要だ。
太平洋フェリーは1982年設立。名古屋鉄道グループの一員として、苫小牧・仙台・名古屋の3都市を結ぶ定期航路を運航している。国内最大級の大型カーフェリー3隻で、旅客だけでなく農産品や工業製品を積んだ貨物車両も輸送する。
東日本大震災以降は、復興関連貨物の輸送でも重要な役割を果たしてきた。単なる観光目的の乗り物ではなく、物流を支える公共交通機関としての側面も持つ。
今回の船ガチャは、そんな太平洋フェリーを気軽に体験してもらうきっかけになる企画でもある。通常なら手が届きにくい上級客室を、運次第で体験できる機会。フェリー旅行に興味はあるけど踏み出せなかった人にとっては、絶好のチャンスだろう。
7,000円で優雅な船旅が手に入るかもしれない。そんな可能性に賭けてみるのも、悪くない。詳細は太平洋フェリーの特設ページで確認できる。
男の感性に火をつける、ライフスタイルWEBマガジン「GENTS-ジェンツ-」運営。
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