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MotoGPライダー中上貴晶が選んだロードバイク ― 685gのフレームに宿る「一体感」

二輪の世界最高峰で戦ってきた男が、トレーニングのパートナーに選んだのは一台のロードバイクだった。MotoGPで活躍し、2025年からHondaの開発テストライダーとして新たなステージに立つ中上貴晶。彼がトレーニングに欠かせない存在として選んだのは、スペシャライズドのS-Works Tarmac SL8である。

2026年1月23日に公開された動画と特設サイトでは、中上自身がフレームから一台のバイクを組み上げる過程を通じて、自転車との出会い、そしてオートバイと自転車に共通する「一体感」へのこだわりを語っている。「ペダルを踏み込んだ瞬間、車体がグッと前に押し出される感覚がありました。剛性感と軽さ、そして一体感──まさに理想の走りです」という言葉からは、プロフェッショナルが求める完璧な機材への追求が伝わってくる。

異なる世界をつなぐ「Build Story」

フレームセットをキャンバスに、一つ一つのパーツを自身で選び、一台のバイクを組み上げる。その背景には、ライダーそれぞれの物語がある。スペシャライズドはこれを「Build Story」と呼んでいる。中上貴晶のストーリーは、MotoGPとロードバイクという異なる世界をつなぐものだ。

2018年から2024年まで、MotoGP最高峰クラスに参戦し続けた中上。Moto2では通算2勝を挙げ、日本人ライダーとして世界で存在感を示してきた。2024年シーズンを最後にレギュラー参戦を終え、現在はHondaの開発ライダーとして活動している。そんな彼がスペシャライズドのアンバサダーでもあることは、決して偶然ではない。オートバイでも自転車でも、機材との一体感を追求する姿勢は変わらない。むしろ、二輪という共通項があるからこそ、より深く理解し合えるのかもしれない。

公開された動画では、中上が自転車との出会いから、S-Works Tarmac SL8に感じた驚きの軽さ、そして一体感への探求を語る姿が収められている。特設サイト「Build Story – 中上貴晶」では、さらに詳しい彼の想いに触れることができる。

わずか685gのフレームが実現する世界

S-Works Tarmac SL8は、スペシャライズド史上最速のレースバイクと称されている。空力性能、軽量性、剛性、そして快適性を高次元で融合させた設計は、まさに妥協のない追求の結果だ。わずか685gのフレームが驚異的な加速とコントロール性能を実現する。新設計のノーズコーンとシートポストにより、空気抵抗を極限まで削減。Rider-First Engineered™テクノロジーにより、すべてのサイズで均一なハンドリング性能を提供するという徹底ぶりである。

この技術へのこだわりは、スペシャライズドのDNAそのものだ。カリフォルニア州に本社を置く同社は、「Pedal the Planet Forward(自転車で、この星を前へ)」を存在意義に掲げ、サイクリングを通して人々の健康や生活の質を向上させるとともに、環境や社会問題の改善を目指している。2013年には業界で初めて自社内に自転車専用の風洞実験施設Win Tunnelを建設し、エアロダイナミクスを追求。ツール・ド・フランスなどのワールドツアーで勝利を量産するトップチームに機材を提供している。

「Innovate or Die(革新を、さもなくば死を)」という行動指針は、トップアスリート向けだけでなく、一般ユーザー向けの幅広いラインアップにも活かされている。S-Worksと呼ばれるハイエンドモデルは、プロフェッショナルが実際に使用する最高グレードの製品を意味し、多くの本格的なアマチュアライダーにも支持されているのだ。

世界に一台のバイクを組み上げる

今なら、コンポーネントが付属する特別価格のBuild Packageに加え、Roval Rapide Cockpitが無料で手に入るTarmac Build Supportを利用できる。これは、自分だけのストーリーを刻む、世界に一台のバイクを組み上げる絶好の機会だ。

中上貴晶が感じた「一体感」は、単なる機材の性能だけではない。自分の手で選び、組み上げたバイクだからこそ生まれる特別な繋がりがある。MotoGPで培った感覚をトレーニングにも活かし、さらなる高みを目指す中上の姿勢は、多くのライダーに刺激を与えるだろう。

中上貴晶(なかがみ たかあき)
MotoGPで日本人ライダーとして活躍し、2018年から2024年まで最高峰クラスに参戦。Moto2では通算2勝を挙げ、世界で存在感を示した。2024年シーズンを最後にレギュラー参戦を終え、現在はHondaの開発ライダーとして活動。スペシャライズドのアンバサダーでもあり、 トレーニングでも使用するロードバイクはS-Works Tarmac SL8。

オートバイと自転車、異なる世界で同じように一体感を追い求める。そんな中上貴晶のBuild Storyは、機材との向き合い方を改めて考えさせてくれる。あなた自身のストーリーを刻む一台を、組み上げてみてはどうだろう。

この記事の著者

男の感性に火をつける、ライフスタイルWEBマガジン「GENTS-ジェンツ-」運営。
40代を中心とした大人世代に向けて、茨城県南エリアの情報を本当に良いと感じたものだけを厳選して紹介しています。