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茨城県水戸市の蕎麦店「与三郎庵」が、後継者を募集している。1998年創業、自家製常陸秋そば8割使用の十割蕎麦が地元で愛される人気店だ。敷地500坪、駐車場70台分、2007年建築の店舗と設備を引き継げる。問い合わせはバトンズ(TEL 0120-998-196)まで。
創業者の森田さんは農家の長男として生まれ、畜産と果樹栽培を手がけていた。趣味の蕎麦打ちと親族が営む蕎麦屋の影響から、1998年に「与三郎庵」を開業した。店名の「与三郎」は4代前の当主の名前で、代々引き継いできた土地への敬意を込めて名付けられている。

開店当初は知人や親戚を招いて蕎麦を振る舞い、口コミで少しずつ客を増やしていった。森田さんの製法は、蕎麦粉をお湯で練ったものを「つなぎ」にして蕎麦を打つ方法だ。地元で評判になり、徐々に人気店へと成長した。
2024年12月末に休業したのは、客の増加とスタッフの高齢化が理由だ。休業前には多くの客が花や菓子を持参し、並んででも蕎麦を食べていった。地域で愛されていたことが、この行動に表れている。
「与三郎庵」が提供する蕎麦の8割は、自家栽培の常陸秋そばだ。開店当初は蕎麦粉を購入していたが、次第に自ら栽培しようと考え、近隣の畑を借りて2haから始めた。今では店で使う蕎麦の大部分を自家製で賄っている。
蕎麦以外の野菜などの食材も自家製を使用し、地産地消を実現している。十割蕎麦という製法と、自家栽培の常陸秋そばという素材が組み合わさり、他にはない味を生み出してきた。

森田さんは民生委員を21年間務め、地域福祉に関わることを大切にしてきた。城里町と水戸市でこれまでに24回のチャリティー活動を実施し、けんちんそば300食分を1食500円で提供、売上金を社会福祉協議会に寄付してきた。地元メディアにも報道されるイベントになっており、店の知名度向上にも貢献している。
敷地は駐車場部分を含めて約500坪、森田さんとの共用のため賃借料はかからない。駐車場は70台分のスペースがあり、大型バスも複数台受け入れ可能だ。一部は時期により森田さんが農業で使用するため、相談の上で利用する。

建物は2007年に建て替えられており、比較的新しい。トイレ、エアコン、冷蔵庫などの設備も最近新しくしたため、すぐに設備投資や修繕が必要な部分はない。建物は有償で賃貸、店舗設備は後継候補者との相談により有償譲渡か賃貸で検討する。

営業時は従業員7人でシフトを組んでいた。忙しい土日祝日は5~6人、平日でも4人で回していた。厨房設備も整っており、すぐに営業を始められる環境が整っている。
後継者に求められる条件は2つだ。1つ目は、従業員を自ら集めること。元々働いていた従業員は年齢の関係で勤務できないため、自身で従業員を探す必要がある。
2つ目は、城里町と水戸市へのチャリティー活動を継続すること。年1回程度、けんちんそば300食分を1食500円で提供し、売上金を社会福祉協議会に寄付する活動だ。地元メディアに報道されるイベントでもあり、店の宣伝にもつながる。
問い合わせはバトンズ(TEL 0120-998-196、メール support@batonz.co.jp)まで。詳細はhttps://batonz.jp/sell_cases/80707 で確認できる。
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