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誰もいないホテルで「声」を聴く一泊。長野の山奥で始まる奇妙な宿泊体験

山奥のホテルで、幽霊の声を聴きながら一晩を過ごす。そんな奇妙な体験が、2026年2月20日から長野県の車山高原で始まる。株式会社夕暮れが企画・制作し、作家・梨が脚本を手がける宿泊型の物語体験『トワイライトリゾーツ 幽霊ホテル』の予約が、1月24日(土)11時からスタートする。

舞台となるのは「リゾートイン ライムライト」。かつて「願い事が叶う」と評判だったこのホテルは、いつしか宿泊客もオーナーも姿を消し、時が止まったかのような静寂に包まれている。そんな中、近頃になって「館内から幽霊の声が聞こえる」という噂が流れ始めた。誰もいないはずのホテルに残された声の存在。人々はいつしか、この場所を「幽霊ホテル」と呼ぶようになった。

ただし、これはお化け屋敷でもホラー体験でもない。小説を読むような気持ちで物語と向き合い、ときには栞を挟むように立ち止まりながら、ゆったりとした時間を過ごす宿泊体験だ。

「トワイライトリゾーツ 幽霊ホテル」開催概要

場所:リゾートイン ライムライト(星めぐる高原の劇場)
所在地:長野県茅野市北山3413-130
予約開始日: 1月24日(土) 11:00
宿泊開始日: 2026年2月20日(金)
主催:WooHoo企画(株式会社CHAMPION)/ 企画制作:株式会社夕暮れ

ウェブサイト  https://twilight.co.jp/resorts/yurei_hotel

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X(twitter) :https://x.com/Yurei_Hotel
instagram:https://www.instagram.com/yurei_hotel

青い光に触れると、過去の声が聞こえる

体験の仕組みはシンプルである。館内に点在する”青い光”に触れると、過去にこの場所を訪れた人々の声を耳にすることができる。願いを抱えた登場人物たちのそれぞれの声に耳を澄ませながら、物語の断片を集めていく。特別な知識や持ち物は必要なく、イヤホンなどの機材も不要だ。

時間に縛られることもない。チェックインからチェックアウトまで、自分のペースで物語を楽しめる。館内を巡る順番や過ごし方に決まりはなく、心の赴くままに滞在できる設計だ。

さらに、ゲームのようなクリア条件や制限もない。何かを達成しなければ先に進めないということはなく、正解も存在しない。未経験者でも安心して参加できる仕組みになっている。この自由度の高さが、本作の大きな特徴といえるだろう。

多彩なキャストが集結

声の出演には、俳優・声優・ストリーマー・VTuberなど、ジャンルを超えた多彩なキャスト陣が集結している。大野拓朗、佐倉薫、望月彩生、篠田みなみ、やみえん、天羽しろっぷ、森坪郁弥、土田卓、小山博愛、ほたかけるといった面々が、登場人物の願いや人生を立体的に浮かび上がらせる。

それぞれの声が、ここでしか聞けない物語を紡いでいく。館内に残された”声”をその場で聴きながら体験するため、特別な機材を持ち込む必要もない。自然な形で物語の世界に入り込める工夫が施されている。

クリエイターの顔ぶれ

企画・原案を担当するのは、きださおり氏。株式会社夕暮れの代表取締役であり、没入感の高い体験型エンターテインメント企画を生み出すクリエイターだ。2011年に株式会社SCRAPに入社し、国内外で100公演以上の人気リアル脱出ゲームを企画制作してきた。店舗プロデュースにも携わり、世界一謎があるテーマパーク「東京ミステリーサーカス」立ち上げ時の総支配人も務めた経歴を持つ。

週刊少年ジャンプ史上初の体験型推理ゲーム漫画の原作や、宿泊型イマーシブシアターの脚本・演出なども手がけてきた人物である。2024年10月に「心の動き」を大切にする没入型体験に特化した株式会社夕暮れを設立。現在は株式会社SCRAPの執行役員・コンテンツディレクターと兼任している。

脚本を担当するのは作家・梨氏。主にインターネット上で活動する作家で、著書に『かわいそ笑』(イースト・プレス)、『5分間リアル脱出ゲーム おしまい』(SCRAP出版)などがある。イベント「行方不明展」および「恐怖心展」の企画なども担当してきた。

1985年築のモダンレトロなペンションを再生

舞台となる「リゾートイン ライムライト」は、1985年に建てられたモダンレトロなペンションをリニューアルし、「星めぐる高原の劇場」として生まれ変わった宿泊施設だ。長野県茅野市の車山高原に位置し、公演を体験した夜にのみ宿泊できる特別な滞在空間となっている。

ペンションから徒歩約5分の場所にある車山高原スカイパークは、標高1,925mからの眺望が楽しめる絶景スポットだ。牧場での動物とのふれあいや湖でのボート体験など、四季折々の自然を満喫できる。冬にはスキーも楽しめ、季節ごとに異なる表情を見せる高原リゾートである。

物語体験の余韻に包まれながら、星空が広がる高原で一夜を過ごす。この体験自体が、非日常への入り口となっている。

トワイライトリゾーツという不思議な旅行代理店

本作は「トワイライトリゾーツ」という、どこか不思議な旅行代理店が紹介する旅先という設定だ。有名観光地でも便利なリゾートでもなく、心にそっと灯りをともすような、まだ知らない物語を宿す場所を案内する。

旅先で出会うのは風景だけでなく、自分自身の新しい感情かもしれない。誰もが自分だけの体験を持ち帰ることができる。そんな旅の行き先を選び、そっと手渡すことが、トワイライトリゾーツの役割だという。

このコンセプト自体が、既存の観光や宿泊体験とは一線を画している。効率や便利さではなく、心の動きや感情の揺らぎに焦点を当てた体験設計だ。

株式会社夕暮れが目指すもの

企画制作を手がける株式会社夕暮れは、2024年10月1日に設立された、没入型体験イベントの企画・制作を行う会社だ。コーポレートメッセージは「あなたの心を灯すエンタメをつくる」。没入型体験を空間やアイテムに落とし込み、「心に残る体験」を中心とした事業を展開している。

設立からわずか数ヶ月で本作を世に送り出す速さは、代表のきださおり氏がこれまで培ってきた経験と人脈の賜物だろう。SCRAPでの実績を活かしながら、より個人の心の動きにフォーカスした体験を生み出そうとしている姿勢が見える。

予約は1月24日11時から

予約開始は2026年1月24日(土)11時。公式サイト(https://twilight.co.jp/resorts/yurei_hotel)から予約できる。最新情報はX(https://x.com/Yurei_Hotel)やInstagram(https://www.instagram.com/yurei_hotel)でも確認可能だ。

星空が広がる高原のホテルで、”声”に耳を澄ませ、物語を辿る一夜。誰もいないはずの空間に残された声を聴きながら、自分だけの物語体験を紡いでいく。小説を読むような静かな没入感と、実際に空間に身を置く臨場感が組み合わさった、新しい形の宿泊体験がもうすぐ始まる。

この記事の著者

男の感性に火をつける、ライフスタイルWEBマガジン「GENTS-ジェンツ-」運営。
40代を中心とした大人世代に向けて、茨城県南エリアの情報を本当に良いと感じたものだけを厳選して紹介しています。