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F1モナコGPにあわせ、タグ・ホイヤーが放った特別な1本。1970年代のストップウォッチを現代に甦らせた限定モデルは、ただの復刻じゃない。最速を愛する男の胸に刺さる“本気”が詰まっている。
CREDIT: | 文/TAYAMA.M(GENTS) |
モナコの名前を冠するだけで、男のテンションは上がる。けれど今回の新作は、単なるレース記念モデルではない。タグ・ホイヤーが1970年代に世に出したストップウォッチの意匠を、精緻に現代へトレース。ブラック、ホワイト、レッドの3色が織りなすダイヤルは、ただ眺めるだけでも気持ちが引き締まる。レースに挑む緊張感──その空気まで宿しているようだ。
ムーブメントには、伝説の「キャリバー11」。1969年、世界初の角型自動巻クロノとして登場したホイヤー モナコのDNAを、そのまま継承している。ケースはグレード2チタンにブラックDLCを施し、軽さと堅牢性を両立。左リューズのアシンメトリーも、往年の“あの”スタイル。クラシックだけど、今着けてもシャープ。そう思わせる仕上がりだ。
ただのクロノじゃ満足できない男たちへ。このモデルは970本の限定生産。パンチングレザーのストラップは、レーシンググローブを想起させる無骨さがいい。特製ボックスとトラベルポーチも、すべてが“走り”を感じさせるパッケージング。腕に巻いた瞬間、自分がサーキットのピットに立つ姿すら思い描ける。
CAW218F.FC6356 /147万4,000円(税込予価)/ 2025年5月発売
キャリバー11 / 自動巻 / ブラック&シルバーダイヤル / グレード2チタン製ケース / ケース径 39 mm / 100m防水 / パンチング加工を施したブラックカーフストラップ
“速さ”を、ただの数字で終わらせない──。タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチは、時を測る道具であると同時に、人生の緊張感すらも映すギアだ。モナコという伝説に心動かされるなら、この1本は確実に響くはず。
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